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数塚に串を立てるところ

的矢を使うと的に刺さって痛めるので、四目鏑(四つ穴のあいている鏑矢)または神頭矢を用います。

<矢>

前弓・後弓の射手は同数ですが、大将射手を除いて三名以下の場合には前弓・後弓の射手が一人ずつ弓を引きます。
四名以上の場合には、前弓の射手全員が射蓆に立ち、先頭の射手が弓を引き、引き終わると最後尾に付く「繰り立ち」という作法を行います。

<繰り立ち>

白木弓、白弦とされていますが、塗弓でも良いようです。

<弓>

的中した矢の数を数塚に串を立てることで示します。串を立てるにも作法があり、所作を誤ると奉行から「体配違いにて捨て申し候。射手おこう」と言われ、せっかくの的中が無になりますので、射手は引き終わっても緊張をゆるめることはできません。

前弓と後弓では足捌きが逆になり、数塚の中央に弓を添えて甲矢(はや;一本目)は弦の手前、乙矢(おとや;二本目)は弦を超えて向こう、と立てる位置が異なります。

大将は一本の的中が二本と数えられますが、大将も一手(ひとて;二本)しか引きませんので、大将戦が始まる前に五本の差が付くと勝負が決し、大将戦は行われません。

(こぼれ話)
平射手(ひらいて;大将以外の射手)の的中数によっては、後弓の判定に際して、「大将戦まで持ち込ませたい」との的奉行の個人的な采配が働く可能性があるかもしれません。注意してご覧下さると楽しめると思います。

<数塚>